2023/12/14 / 最終更新日時 : 2024/2/6 teradayasuhiko プレスリリース(教員) 柳原英人教授ら、物質科学の基礎定理に反する?異方的なホール効果を発見 電流を流す方向によって電流の曲がる方向が変わる新しいホール効果を観測しました。物質科学の基礎定理の一つであるオンサーガーの相反定理によれば、このような現象は起こりえないはずですが、特殊な磁気配列を仮定することで、相反定理 […]
2023/12/14 / 最終更新日時 : 2024/2/6 teradayasuhiko プレスリリース(教員) 伊藤良一准教授ら、海水から水素を製造する高耐久性卑金属合金電極を開発 水素製造のために有力な水電解法は、淡水を大量に消費するため、使用できる場所の条件が制限されます。本研究では、淡水を用いず、海水から直接水素製造を可能にするための、貴金属を使用しない高耐久性を持つ電極開発を行いました。 h […]
2023/10/17 / 最終更新日時 : 2023/12/15 teradayasuhiko プレスリリース(教員) 伊藤良一准教授ら、多孔質グラフェンを電極に用いた高性能マグネシウム空気一次電池を開発 マグネシウムは入手が容易な電池材料の一つで、食塩水を電解液として使用するため、炭素系電極と組み合わせると、安価に電池を構成できます。本研究では、多孔質グラフェンとマグネシウムを電極に用い、また、電解液を固体化することで、 […]
2023/9/14 / 最終更新日時 : 2023/11/4 teradayasuhiko プレスリリース(教員) 奥村助教ら、酸化アルミニウム(Al₂O₃)の電気伝導に世界で初めて成功 サファイア(α-Al2O3)は、8インチサイズの大面積結晶が得られ、低価格かつ高品質であり、なおかつバンドギャップが大きい(~9 eV)ために可視光に透明であることから、窓材や青色LED用の基板など、広く使われている。サ […]
2023/9/13 / 最終更新日時 : 2023/10/23 teradayasuhiko プレスリリース(教員) 伊藤良一准教授、鄭サムエル助教ら、グラフェンを用いて燃料分子の効果的なふるい分けに成功 メタノールやギ酸によるプロトン移動を介した燃料電池技術において、プロトン交換膜としてグラフェンシートを用い、これに微小な穴を空け、さらに穴周辺を化学修飾してかさ高くすることで、サイズの大きな燃料分子の通過を防ぎ、電極触媒 […]
2023/9/11 / 最終更新日時 : 2023/10/17 teradayasuhiko プレスリリース(教員) 寺田准教授ら、100分の1㍉を見分けるヒト胚子観察用MRIを開発 小さな物体の内部を拡大して観察できる磁気共鳴顕微鏡(MR顕微鏡)を改良し、100分の1㍉の空間分解能を達成しました。これまでより数十倍高精細で、ヒト胚子の脳神経や臓器の微細な構造を描き出せます。この技術を用いることで、ヒ […]
2023/8/1 / 最終更新日時 : 2023/9/13 teradayasuhiko プレスリリース(教員) 羽田真毅准教授ら、結晶中の電子の集団的な運動が原子を動かすプラズモン誘起原子変位を初めて発見-見えない光学センサーなど新技術の実現に期待- 赤外線という目に見えない領域の光は、サーモグラフィや生体認証センサーに代表されるように幅広く工業応用されています。京都大学大化学研究所 坂本雅典 准教授、筑波大学数理物質系物理工学域 羽田真毅 准教授、物質・材料研究機構 […]
2023/6/22 / 最終更新日時 : 2023/7/24 teradayasuhiko プレスリリース(教員) 山田准教授ら、電界放射顕微鏡による単一分子の電子軌道イメージングに成功 現在、急速に研究開発が発展しつつある、有機太陽電池や有機発光ダイオードなどの有機エレクトロニクスでは、有機分子の電子の軌道の「かたち」(電子軌道)が非常に重要です。しかし、分子の電子軌道を可視化する方法は非常に限られてい […]
2023/6/9 / 最終更新日時 : 2023/6/9 teradayasuhiko プレスリリース(教員) 伊藤良一准教授ら、二酸化炭素の還元触媒について、 構造と電気化学特性の関係をナノスケールで解明~副反応を抑えた二酸化炭素還元のための触媒開発に貢献~ 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院工学系研究科の河邉 佑典 博士課程後期学生、同大学院工学研究科/国立大学法人金沢大学ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)の高橋 康史 教授らの研究グループは、筑波大学 […]
2023/4/28 / 最終更新日時 : 2023/4/28 teradayasuhiko プレスリリース(教員) 末益教授ら、層状化合物にミクロな磁気揺らぎが存在し、ミュオンで 3 つの温度領域に分けられることを発見 層状化合物にミクロな磁気揺らぎが存在〜ミュオンで 3 つの温度領域を発見〜 本研究成果のストーリー ●Question常磁性状態(※1)の物質では、普通ミクロな磁石としての性質(スピン)は、原子ごとに無秩序な方向を向いて […]